枕木について
鉄道レールの下に間隔をおいて敷き並べて線路を支える角材の事を言います。
使われる材木の種類は多く堅い広葉樹のナラ・ヒバ・ブナ・唐松・赤松・セン・ニレなどである。
役割としてはレールを固定して間隔を一定に保つと共に鉄道車両の荷重を地面に分散させる働き
があります。
線路敷の役割を終えた後は、その味わいのある雰囲気と耐久性で一般的な家屋の駐車場の敷板やアプローチ、土留めに利用されています。それ以外にも建築において資材運搬の際に直接地面に置くと床面が汚れたり運搬品を傷つけたりする可能性があるためそれを防ぐために使われる場合もあります。
しかし近年では木材としての「枕木」は少なくなっており、コンクリート製の「まくらぎ」が多くなっています。理由としてはコンクリート製は腐食が少なく、供給資源に不安がない事が挙げられます。